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ドイツ製SPCフローリング・クンストヴェルクの特徴

2024.8.9

ドイツ語で「芸術作品」を意味するクンストヴェルクは、ドイツの大手床材メーカーParador(パラドー)のSPCフローリングで、2019年より日本に輸入開始されたのち、今日まで店舗・住宅用のオールマイティ床材として広く用いられています。

SPCフローリングとは「Stone Plastic Composite」の略称であり、既存の塩ビタイルの主成分であるPVCにより安定性を高める用途で石灰石パウダーが用いられた床材です。ドイツ製の名に恥じぬ頑丈さ、耐水性、耐熱性、そして「世界で最も美しい我が家を」と標榜する最高水準のデザイン性を備えています。

SPCフロアの構造

SPCフロアの特徴


キズ・摩耗に強い
土足文化のドイツで製造されたSPCフローリングのクンストヴェルクは、表面をUVコート層・耐摩耗層で保護し、オフィスチェアやショッピングカートなどの摩耗からも床材を守ります。

衝撃に強い
従来のPVCに耐久性の高い石灰石を混ぜ込んだ強固な設計になっており、タンスやテーブル、冷蔵庫といった重い家具による凹みが軽減されます。また、落下物による衝撃からも傷を防ぎます。

水に強い
木質性のフローリングとは異なり防水性のため、キッチンやトイレ、脱衣所などの水回りへの施工は勿論、カフェやレストランといった水濡れの多く生じる現場への施工も可能です。湿度による膨張もないため、日本の気候に対応した機能性を持ちます。

本物そっくりの見た目
パラドー社には、森林学やデザインの専門家を中心としたラボが存在し、人間が心地よさを感じる木目パターンの精緻な解析とそのデザインへの応用が耐えず研究されています。

静音
裏地に防音パットを装着することで、防音性を確保。階下への足音など生活音を低減させます。また、防音パットはクッション式になっており、下床の不陸もならしてくれる役目を持ちます。

床暖房対応
石灰石パウダーを混ぜ合わせることで、従来のPVCの弱点であった熱への寸法安定性が強固なものにされています。床暖房(表面温度29度推奨)への対応も可能。

生産元:ドイツParador(パラドー)について

ドイツParador社は、1977年に当時の西ドイツで設立された床材メーカーで、ドイツの床材ブランドランキング1位に輝くなど、デザイン性と高品質性において世界中に高い実力を示しています。現在は世界80ヵ国に展開され、年間売上約400億円を誇ります。

その高いデザイン性を強みに、高給ホテルや別荘、デザイナーズマンションなどへの施工を得意とし、特に故ザハ・ハディッドをはじめとする建築家、デザイナーなどにもファンを多く持ちます。

日本におけるSPCフローリングの展開は株式会社イシカワが2019年より担っており、日本全国、店舗、住宅、オフィスなど、商業・非商業を問わず広いセグメントへの納入実績を持ちます。

おススメデザイン

#1 Oak Memory natural

商品名1

KUNSTWERK COLLECTION

SIZE/ L:1209 x W:225 x H:5.3mm

1ケース8枚入(2.176m²)

¥9,100/m²(税別)

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#4 Oak grey whitewashed

商品名2

KUNSTWERK COLLECTION

SIZE/ L:1209 x W:225 x H:5.3mm

1ケース8枚入(2.176m²)

¥9,100/m²(税別)

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#106 Oak Natural Mixgrey

商品名3

KUNSTWERK COLLECTION PLUS

SIZE/ L:1209 x W:225 x H:6mm

1ケース7枚入(1.904m²)

¥9,500/m²(税別)

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施工方法

欧米先進国で主流の、環境に優しいノリ・釘を使わない「クリックシステム」が採用されています。既存の床の上からの重ね張りが可能(※下床のコンディションによってはおススメできないケースがあります)です。

また、取り外しも簡単に可能で下床を傷めないため、テナント物件や、将来的なリノベーションの需要にも対応できます。

SPC床材の施工例

東京都品川区に位置する中嶋家具工芸株式会社様のショールームに採用されています。もともと木目調を予定されていたようですが、石目調を見て、取り扱うイタリア製の家具との相性に合うとのことで、特徴的なレタリングが入った#501 Industrial Canvas greyが導入されました。

東京都府中市にあるTAMA不動産コンサルタント株式会社にご採用いただきました。ナチュラルな色の#6 Oak naturalが部屋の明るさを際立たせています。

東京都港区南青山にある株式会社プロセス井口様の東京オフィスにご採用いただきました。広々とした空間、白い壁と天井にマッチする少し濃いめの #1 Oak Memory natural が部屋全体に強弱をつけ、オシャレな空間に。

東京都八王子市にある株式会社SUGIMOTOYA様の事務所の事例です。白を基調した空間に中央のテーブルが目立つような采配。床は存在感を抑えつつも、壁や天井、家具と馴染む #4 Oak grey whitewashed が採用されました。

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