- フォーマット
- 2380 x 233 x 13mm
カフェ床材|施工難易度&オシャレ度ランキング
2026.9.28
自営業でカフェを始めたい・・居抜きでテナントを借りて、まず目に入るのは殺風景な床。内装業者に頼むにしろ、自分でDIYでおこなうにしろ、床材のデザインと種類は自分で決める必要があります。
折角のカフェ事業、内装のスタイルは自分で決めたいものだと思います。とはいえ床材とは長く付き合っていくもの、デザインの良さだけで床材を決めてしまうとメンテナンスや原状復帰などで後悔することも。
本稿では、カフェ造りに欠かせない床材の決め方について解説をおこなっていきます。

カフェの床材
カフェの床材を決めるにあたって、避けては通れないのが、デザイン、価格、そして機能性の両立です。魅力的な空間づくりをするうえで、床材のデザインはまさにインテリアの方向性全体を左右する重要な要素になってくるわけですが、かといってデザインに凝った床材は高額で、かつ施工やメンテナンスが難しいですね。
塩ビ床材 (初心者向け)
カフェの床材を「価格」「柄の豊富さ」「施工のしやすさ」「メンテナンスのしやすさ」といった総合的な観点から見た時に施工・メンテナンスの難易度が低く、おススメなのが塩ビ床材です。
塩ビ床材とは、ポリ塩化ビニルを原料とした床材のことで、一般的には2mm-3mm程度の厚さで下地材の上にノリで接着していきます。

塩ビ床材は表面が耐摩耗層でコーティングされているので、土足での使用にも対応し、かつ耐水性もあるので掃除がしやすいという機能性面の強力なアドバンテージがあります。
欠点としては、汎用品の場合どうしても柄が似たり寄ったりになってしまうことで、他のカフェや商業施設と差別化をおこないたい場合はハイエンドな塩ビ床材を選択すると空間造りとして効果的です。

DB-0796 Oak Memory natural
- サイズ
- 1,219 × 229 × 2.0 mm
- 価格
- 4,400円/m²(税別)
- 入数
- 16枚/ケース(4.466m²)
- 材質
- 塩ビ
- 施工方法
- 接着剤施工

DB-0777 Oak grey whitewashed
- サイズ
- 1,219 × 229 × 2.0 mm
- 価格
- 4,400円/m²(税別)
- 入数
- 16枚/ケース(4.466m²)
- 材質
- 塩ビ
- 施工方法
- 接着剤施工

DB-0779 Oak Natural
- サイズ
- 1,219 × 229 × 2.0 mm
- 価格
- 4,400円/m²(税別)
- 入数
- 16枚/ケース(4.466m²)
- 材質
- 塩ビ
- 施工方法
- 接着剤施工
SPC床材 (初心者向け)
SPCも広義には塩ビ床材の延長性にありますが、より石灰石の比率を多く混ぜ合わせたもので、耐久性が高いのが特徴です。こちらも塩ビ同様、耐水性に優れ施工・メンテナンスの面では「初級者向け」と言えるでしょう。クリックという、ノリを使わずに施工できるシステムを持つため、原状復帰が容易なのが最大の特徴。
もっとも、下床の不陸の調整などおこなわなくてはいけない処理があるため、DIYで気軽に、とはいきません。
SPCの中には海外メーカーから輸入されているものが多く、ヨーロッパ製は高いデザイン性を誇ります。値段の面では2㎜~3㎜の薄手の塩ビ床よりも高くなる傾向にありますが、ご自身のカフェの床を唯一無二のオシャレなものにしたければ検討してみるのも良いでしょう。

KW-3003 Oak Memory natural
- サイズ
- 1,209 × 225 × 5.3 mm
- 価格
- 8,900円/m²(税別)
- 入数
- 8枚/ケース(2.176m²)
- 材質
- SPC
- 施工方法
- クリック施工

KW-3001 Oak grey whitewashed
- サイズ
- 1,209 × 225 × 5.3 mm
- 価格
- 8,900円/m²(税別)
- 入数
- 8枚/ケース(2.176m²)
- 材質
- SPC
- 施工方法
- クリック施工

KW-4627 Oak Natural Mixgrey
- サイズ
- 1,209 × 225 × 6.0 mm
- 価格
- 9,800円/m²(税別)
- 入数
- 7枚/ケース(1.904m²)
- 材質
- SPC
- 施工方法
- クリック施工
タイル床材 (中級者向け)
タイル床材は、重厚感や高級感のある空間をつくりやすく、モルタル調、テラコッタ調、天然石調など、カフェのコンセプトに合わせたデザインを選べる床材です。
表面が硬く、傷や摩耗に強いため、土足で多くの人が出入りするカフェとの相性も良く、カフェ経営の際に使用したい床材の上位に常にランクインしています。
一方、施工の難易度は塩ビ系に比べて楽とは言えません。施工には、下地を平らに整えたうえで、接着剤やモルタルを使って一枚ずつ貼り、目地を均一に仕上げる技術が求められます。下地に歪みがあると、タイルの浮きや割れ、段差につながるため、こちらもDIYよりも専門業者への依頼がおすすめです。
また、表面が硬いため、食器を落とすと割れやすく、椅子を引いた際の音が響きやすい点にも注意が必要です。
こうしたデメリットに不安がある場合、上述のSPC床材の中でタイル柄を持つものなどを施工することもオプションの一つとして考えられます。

KW-4823 Dolomite white
- サイズ
- 914 × 457 × 6.0 mm
- 価格
- 9,800円/m²(税別)
- 入数
- 5枚/ケース(2.089m²)
- 材質
- SPC
- 施工方法
- クリック施工

KW-4819 Mineral grey
- サイズ
- 914 × 457 × 6.0 mm
- 価格
- 9,800円/m²(税別)
- 入数
- 5枚/ケース(2.089m²)
- 材質
- SPC
- 施工方法
- クリック施工

KW-4818 Mineral black
- サイズ
- 914 × 457 × 6.0 mm
- 価格
- 9,800円/m²(税別)
- 入数
- 5枚/ケース(2.089m²)
- 材質
- SPC
- 施工方法
- クリック施工
挽板フローリング (上級者向け)
多くの床材の中で、挽板フローリングは異質な立ち位置を持っています。通常の工業製品と違って、一つ一つのフローリング材の見た目が違うので、「良い意味で」デザインに飽きが来ないのです。これを塩ビ床材等、人工的な床材製品で再現するのは、技術的にもコスト的にもほぼ不可能です。
カフェは落ち着いた空間・・ストレスや都会の喧騒から少し離れ、自分だけの時間に浸れる、そんなインテリアを目指すのであれば、視覚的に人間にリラックス効果を与えると言われる「無垢フローリング」は最適な選択肢です。

一方で「施工」と「メンテナンス」の難易度が上級者向けと言えるでしょう。本物の木を使っているため、湿度や乾燥による伸縮が発生、また水気にも弱いため、乾拭きが基本となります。施工時には下地材を組み立ててその上に釘とノリで施工することとなるので、部屋の大きさによっては数日の工事となることも。

コンクリート打ちっぱなし (上級者向け)
最近オシャレなカフェで良く見かけることの多いコンクリート打ちっぱなしの床。無機質でラフな質感を活かした、インダストリアルスタイルのカフェに適しています。木製家具や観葉植物、ヴィンテージ調の照明とも相性が良く、素材感を活かした個性的な空間をつくれるのが魅力です。
既存のコンクリート床をそのまま見せれば安く仕上がるようにも思えますが、実際には表面の研磨やひび割れの補修、段差の調整、防塵塗装、シーラーによる保護などが必要です。処理をせずに使用すると、表面から粉が出たり、コーヒーや油が染み込んで落ちにくくなったりする可能性があります。

また、コンクリートは非常に硬いため、食器を落とすと割れやすく、椅子を動かす音や足音も響きやすい床です。冬場には冷たさを感じやすく、ひび割れが発生することもあるため、見た目だけでなく、店舗としての快適性やメンテナンス性も考慮しなくてはいけません。なので、見た目とは裏腹に、施工・メンテナンスで実は難易度が高いのがコンクリート打ちっぱなし。
どうしても機能性と両立したい場合、同じくSPCフロアなどで「コンクリート柄」を用いることがオプションとして考えられますね。
